2024.10.18(金)
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2022年に劇場公開され、高崎映画祭邦画ベストセレクションに選出された藤原大祐初主演の映画『追想ジャーニー』。過去と未来の自分自身との会話劇を軸に人生を舞台と捉え、ステージ上で展開する独特の表現方法が話題となり、多くの声援を受けて遂に『追想ジャーニー』の第2弾の製作が決定!

主演の横田雄二役にはミュージカル「薄桜鬼」、舞台「刀剣乱舞」、「進撃の巨人」-the Musical-など人気舞台に立て続けに出演し、2024年には舞台「『刀剣乱舞』心伝 つけたり奇譚の走馬灯」で座長を務めた松田凌。さらに、ドラマ「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」、「体感予報」で立て続けに主演を務め、2024年もドラマ「約束〜16年目の真実〜」に出演するなど目覚ましい活躍を果たす樋口幸平ほか、ドラマ「下剋上球児」の出演で話題となった福松凜、アイドルグループ「さくら学院」の活動を経て、現在は女優として活躍する新谷ゆづみ、人気急上昇中のダンス&ボーカルグループ「BUDDiiS」の高尾楓弥も参加。過去の自分と向き合う未来から来た横田雄二役には数々のドラマ、映画で存在感を残してきた渡辺いっけいが演じる。

監督は前作に引き続き、2014年に映画「リュウセイ」で監督デビュー、その後、『U-31』(16)、『一人の息子』(18)、『映画 政見放送』(23)など若手俳優を主演した多くの作品を手掛け、国内の映画祭で受賞を果たした谷健二。

1夜限りの演劇バトル「演劇ドラフトグランプリ2023」で優勝を果たした劇団『恋のぼり』の作・演出を担当した私オムが脚本を執筆。

主題歌には次世代アーティストの日本一を決める国内最大のアーティストバトルである「アーティストリーグ」でグランプリを獲得した岸洋佑が担当。

本作の製作にあたり、MOTION GALLERYで実施したクラウドファウンディングでは目標金額の587%を達成した話題作。2024年に新たな追想の旅が始まる――

忘れていた友との
約束を果たすための旅へ――

次回作の筆が一向に進まない悩める脚本家の横田雄二(渡辺いっけい)の元に差出人不明のメールが届く。メールには「退行睡眠 失った記憶を取り戻し現代人のストレスをなくします!」の一文。横田は退行睡眠を使い30年前の自分に会い、助言し鼓舞することで、売れる脚本家へと導こうと試みる。

 一方、過去の横田(松田凌)は描いていた自分の理想像とかけ離れた自分に当惑するものの、未来から来たと言う自分の勧めに応じ、演劇仲間である峯井(樋口幸平)、中村(福松凜)と固く結んだ約束や、自分のファンである麻美(新谷ゆづみ)との出会いを契機として分岐する新たな世界線を辿ることになる。

選ばなかった選択を過去の自分に選ばせることで、物語は追想の域を超えて展開し始め、クライマックスへと向かっていく。果たして横田は自身の手で未来を変えることができるか?

松田凌横田雄二【過去】

1991年9月13日生まれ、兵庫県出身。2012年、初出演舞台ミュージカル『薄桜鬼』斎藤一篇にて初主演を務める。2013年、「仮面ライダー鎧武/ガイム」の出演で一気に話題となり、2017年にはドラマ「男水!」(日本テレビ)で主演を務めるなど映像、舞台で活躍。近年の代表作として、映画『その恋、自販機で買えますか?』(23)、映画『舞倒れ』(24)など。2024年舞台「刀剣乱舞 心伝 つけたり奇譚の走馬灯」が上演された。

COMMENT

追想したいことってございますか?一度の人生、生きてこれた日々があって 過ぎ去っていった時間があって その中でそのまま、留まったままの想いもある。
そのような想いとはちゃんと見つめ合って触れることも怖かったりするけれど でも、いつか向き合わきゃいけない。新しい明日を迎える為に。
この映画はきっと一人一人、人生という物語の主人公である皆様に スクリーンから照明を当ててくれる作品となるかもしれないなと思います。
出来るだけ多くの方々の追想と寄り添えますように。

樋口幸平峯井

2000年11月30日生まれ、兵庫県出身。プロのサッカー選手を目指すも怪我で断念。その後スカウトで芸能界に。2022年「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」の主演を射止める。主な代表作は、ドラマ「体感予報」(MBS/23)、「Maybe 恋が聴こえる」(TBS/23),「約束 〜16年目の真実〜」(読売テレビ・日本テレビ/24)など。

COMMENT

峯井役を演じさせて頂きました。
樋口幸平です。
この作品は、人と人の繋がりそして想いの大切さを学ばせてくれるとても素敵な作品となっています。
峯井は本心を閉ざさなければならない状況の辛さ。そして、その状況に陥ってでも叶えたい夢への強い意思。その想いをお芝居を通して表現しました。皆様の心に届いて下さると嬉しいです。是非ご覧ください。

福松凜中村

1998年 12月8日生まれ、東京都出身。2023年、ドラマ「下剋上球児」に出演して話題となる。主な出演作は、ドラマ「シコふんじゃった!」(Disney+/23)、「しょうもない僕らの恋愛論」(読売テレビ・日本テレビ/23)、「クールドジ男子」(テレビ東京/23)、映画『ハピネス』(24)など。最新出演作としてドラマ「パンドラの果実〜科学犯罪捜査ファイル〜 Season3」

COMMENT

自分にとって俳優の役を演じるのも初めてでしたし、カメラが向いた状態で舞台の上でお芝居するのも初めてだったので、とても新鮮な撮影現場でした。
僕が演じる中村は、誰よりも芝居やモノづくりに対し情熱と志を持ち、役者としての誇りがある。
だからこそ僕が脚本を読んでいて、痛いほど身に染みる瞬間が多々ありました。
“脚本家”と”俳優”という視点を通して、実人生を振り返り前に進む良いきっかけを頂けました。

新谷ゆづみ麻美

2003年7月20日生まれ、和歌山県出身。2014年、「ちゃおガール2014☆オーディションで準グランプリを受賞してデビュー。2016年から女性アイドルグループ「さくら学院」に参加して2019年までアイドルとして活動。2019年、映画『さよならくちびる』で映画初出演を果たす。主な出演作としてドラマ「異世界居酒屋「のぶ」(WOWOW/20)、映画『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』(23)、『ゆとりですがなにか インターナショナル』(23)など。待機作として、映画『ナミビアの砂漠』(24)がある。

COMMENT

脚本家の主人公、雄二を支える麻美役を演じました新谷ゆづみです。
過去の自分の選択が、未来の自分と周りの人々の運命をも変えることになるというストーリーに、今自分が本当に大切にしていきたいものは何なのかを見つめ直すきっかけを貰いました。
物語では時代を飛び越えて、様々な年齢の麻美を演じています。 そこにもぜひ注目してみてください!

高尾楓弥零士

2004年10月3日生まれ、静岡県出身。令和に誕生したダンス&ボーカルグループ 「BUDDiiS (バディーズ)」のメンバーとして活躍。2023年には映画『バトルキング!!-Weʼll rise again-』で映画初出演。

COMMENT

① 初めて台本をよんだときの感想は?
1番は自分にとって大事だった、節目だった瞬間が次々と脳内によぎりました。気がついたら自分と重ねていて、誰もが1度は体験した感情が呼び起こされる作品です。
「もっとこうしていれば」、その想いをまだ可能性しかない、過去の自分に激励する姿は人間らしさそのもので、いざ観終わると重ねていた自分の感情すら清算されたような、そんな不思議な体験でした。
夢を追う人、追ってた人、取捨選択をしなければならない世界を生きている皆さんに届いて欲しい作品だと感じました!

②本作のテーマでもある「追想(過去を思い返すこと)」をするとしたら、いつの自分にどう声をかけますか?
自分は今の道の他に、ダンサーという夢がありました。 中学2年の頃、進路を考えて色んな思いで今いる道での夢を選びました!また違った人生というのも観てみたいものですが、僕は今のアーティストとして活動したり、お芝居をさせて頂いたりする現状が、その時思ってる何百倍も楽しいことを教えてあげたいです。
微塵も後悔がないと、伝えたいですね。
あとは、小学校の頃にもっと真面目に授業受けていたら、もう1つくらい選択肢増えたんじゃない?って小2の自分に言いたいです。笑

宮下貴浩木村

1981年2月27日生まれ、長野県出身。水野美紀×矢島弘一 2つの「ヒ」キゲキ』(新国立劇場)や、演劇ユニット 《プロペラ犬》「僕だけが正常な世界』(東京芸術劇場)など、数多くの舞台をプロデュース傍ら、俳優としても活躍。主な出演作は映画『ゲネプロ★7』(23)、ドラマ「ミワさんなりすます」(NHK/23)など。

根本正勝医者

1979年4月27日生まれ、福島県出身。1998年に俳優を志し上京。コメディからシリアス、ミュージカルまで幅広い演技や歌唱力で観る人を魅了させる。舞台に留まらず、映画、ドラマ、アーティスト活動とジャンルを問わず活躍する。主な出演作は、映画『追想ジャーニー』(22)、『終わりが始まり』(22)、「HERO~2020~」(20)など。

渡辺いっけい横田雄二【現在】

1962年10月27日生まれ、愛知県出身。
1992年NHK連続テレビ小説「ひらり」で一躍全国区の顔になる。
以降は、ドラマや映画、舞台に欠かさないバイプレーヤーとして、さらに声優やナレーターとしても幅広く活躍する。近年の主な映画作品に、「Chime」(24/黒沢清監督)、「わたしのかあさん-天使の詩-」(24/山田火砂子監督)、「オジさん、劇団始めました。」主演(23/山本浩貴監督)、「Winny」(23/松本優作監督)、「シャイロックの子供たち」(23/本木克英監督)、「マリッジカウンセラー」主演(23/前田直樹監督)などがある。

COMMENT

自分の役者としてのスタートは舞台でしたから「演技の大半を舞台上で演じる」この映画の設定にはワクワクしました。いざ撮影が始まると「舞台なのにカメラで撮られている」のが実に不思議で、役と重ねて自分の役者人生を振り返ったりもしてました。主役の松田凌君をはじめとする若い役者さん達とガッツリ芝居が出来たのも楽しかった。みんなで悩みながら、そしてそれを楽しみながら作りました。この熱が、どうか伝わりますように。

主題歌
「表紙絵 -samune-」岸 洋佑

2010年『EXILE presents VOCAL BATTLE AUDITION2~夢を持った若者達へ~』にオーディションで30,000人の中からファイナリストとして選出される。2017年に『宇宙戦隊キュウレンジャー』(テレビ朝日系列)に出演。2018年に日本コロムビアよりメジャーデビュー。
2023年にオリジナルフルアルバム『POP YOU』にてサンミュージックレコードより再メジャーデビューをし、オリコンデイリー1位 / ウィークリー10位を達成。同年、次世代アーティストの日本一を決める国内最大のアーティストバトルである「アーティストリーグ」でグランプリを獲得。他にもラジオパーソナリティや俳優なども務め、精力的に活動している。
2024年2月より毎月新曲を両A面にて2曲リリース中。

主題歌を担当させていただきましたシンガーソングライターの岸洋佑です。
「もしも、人生をやり直せたら」誰しもが一度は考えるであろうテーマの今作。
まるで一つの舞台を見ているかのような作風にとても感銘を受けました。
見る年齢、タイミング、性別によって感じ方も異なるでしょう。
だからこそ、普遍をテーマに曲を書いてみました。

『表紙絵 -samune-』僕の作品に対する思いをすべて込めましたので、是非、エンドロールで聴いてやってください。

監督
谷健二

京都府長岡京市出身。大学でデザインを専攻後、映画の世界を夢見て上京。多数の自主制作映画に携る。
その後、WEB制作会社、広告代理店を経て、2014年に映画『リュウセイ」で劇場映画デビュー。

  • 【映画】『追想ジャーニー』(2022年)、『映画 政見放送』(2023年)
  • 【舞台】「ハイスクール・ハイ・ライフ」シリーズ、「政見放送」(2022年)
  • 【書籍】「cinefil BOOK」(編集長)など
脚本
私オム

1989年5月10日生まれ、大阪府出身。 代表作は女優の水野美紀氏と共同演出作品「されど、」(脚本・高橋努、えのもとぐりむ、水野美紀)や角川文庫より出版されている小説原作の舞台「怪盗探偵山猫the Stage」(原作:神永学)の脚本と演出や、スーパー戦隊シリーズで主演を務めた伊藤あさひ初舞台作品の「五月雨」などがある。2023年には1夜限りの演劇バトル「演劇ドラフトグランプリ2023」でグランプリを獲得した劇団『恋のぼり』の作・演出を担当した。その他、宮下貴浩×私オム プロデュース 第7回公演 舞台『愚れノ群れ』の脚本・演出。エッセイ「私は演劇に沼っている」幻冬舎plusにて連載中。

追想ジャーニー リエナクト
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